家相を気にした間取りとは?設計時に気をつけたいことまとめ

家相を気にした間取りとは?設計時に気をつけたいことまとめ

「家相ってそもそも何?」

「風水とは違うの?」

「家相を意識した間取りは?」

こんな悩みや疑問はありませんか?

家相は方角(方位盤)を使って運の良し悪しを鑑定することで、家づくりでも気にする方が多くいます。

しかし、家相を気にした間取りや設計時に気をつけたいことを知っている方は少ないものです。

そこで、この記事では、家相を意識した間取りの特徴や設計時に気をつけたいことをまとめました。

元一条工務店の設計士がこれまでの豊富な経験や知識で、家づくりのお悩みを解決します。

  • 住宅業界10年
  • 間取り相談実績は200件以上

「理想とする間取りにしたい」「後悔しない間取りにしたい」と思う方の悩みを私が解決します!

\後悔しない家づくりをしましょう!/

目次

家相を気にした間取りとは?

家相を気にした間取りって、難しそうに聞こえますが、実は身近な話なんです。

はなこ

運気アップを狙いつつ、快適な暮らしを実現する方法なんですよ♪

まずは、家相の意味や風水、占いとの違いなどを見ていきましょう。

家相とは運気を上げることを目的にした間取り

家相とは、家の間取りや方角によって運気を良くしようという考え方です。

はなこ

つまり、家の設計を工夫して、幸せな暮らしを目指すものなんです!

たとえば、玄関を南向きにすると運気アップ!なんて話、聞いたことありませんか?

これも家相の1つです。

家族の健康や仕事の成功、人間関係の向上など、さまざまな面での幸せを引き寄せる力があるんです。

はなこ

でも家相は難しく考えすぎないでOK。基本を押さえて、自分らしい暮らしを大切にしましょう!

家相における4方位の意味

家相における4方位(東西南北)には、次のような特徴が挙げられます。

方位主な特徴や影響
北方位• 交際運・愛情運・子宝運と関わる
• 男女の交わりをつかさどる
• 秘密を持つと夫婦仲や金運に影響
南方位• 名誉・人気運をつかさどる
• 芸術に携わる人に重要
• 光が遮られると闇に転ずる可能性
東方位• 明るく活気に満ち、やる気を生じさせる
• 仕事運・事業運を促進
• チャレンジ精神を高め、物事の発展に影響
西方位• 終わりに実りがあることを象徴
• 人生の楽しみを意味する
• レジャー運・金銭運と関係

各方位の特徴や影響を踏まえた間取りを考えることがおすすめ。

はなこ

次の家相の見方や設計時に気をつけたいことに照らし合わせて確認しましょう!

家相の見方(鬼門・裏鬼門・正中線)

家相を理解するうえで欠かせないのが「鬼門」「裏鬼門」「正中線」です。

難しそうな言葉ですが、順番に見ていきましょう。

鬼門・裏鬼門・正中線とは?
  1. 鬼門:北東の方角のこと(悪い気が入ってくるとされる方角)
  2. 裏鬼門:南西の方角(鬼門の反対側にあたる)
  3. 正中線:玄関から真っすぐ家の中心を通る線のこと(気の流れの中心線)
はなこ

鬼門・裏鬼門・正中線を意識して間取りを決めるのがポイント!

たとえば、「鬼門は悪い気が入ってくる方角なので、神棚や仏壇を置かない」といった間取りの考え方が家相を意識していることになります。

設計時に気をつけたいこと

家相を意識する際は、設計時にさまざまな点に気をつけたいところ。

はなこ

各箇所の向きや位置を気にする必要があります!

では、それぞれ気を付けることを見ていきましょう。

玄関は南向きか東向きにして運気アップを狙う

玄関は家の顔。

ここから良い気を取り込めば、家全体の運気がグッとアップします。

はなこ

玄関は南向きか東向きがおすすめ♪

玄関が南向きと東向きがおすすめな理由
  • 南向き:太陽の光をたっぷり浴びて、明るい雰囲気に
  • 東向き:朝日を浴びて、さわやかな一日のスタートを切れる

どちらを選んでも、運気アップには十分な効果がありますよ。

はなこ

玄関は家の中でも特に重要。
方角だけでなく、清潔さも保つことで運気アップ

リビングは南向きにして陽気を取り込む

家族が集まるリビング。

はなこ

リビングは明るく温かい空間にしたいですよね!

そんなときは南向きがベスト!

太陽の光をたっぷり浴びて、家族の絆も深まります。

南向きリビングのメリット
  • 自然光で明るい空間に
  • 冬は暖かく、夏は風通しが良い
  • 家族の会話が弾む雰囲気づくりに最適

窓を大きくすれば、さらに開放感アップ。

家族みんなでくつろげる空間の完成です。

キッチンは東か南東に配置して火と水のバランスをとる

キッチンは「火」と「水」のバランスを考え、東や南東の方角がおすすめ。

東か南東で火と水のバランスが取れる理由は?
  • 東:朝日のパワーで「火」の気を活性化。
  • 南東:明るい光で「水」の気を浄化。

つまり、東や南東に配置することで、「火」と「水」の相反する要素が調和するんです。

はなこ

シンクや冷蔵庫の位置にもこだわりたいところ!

キッチンの配置例
  1. 調理台は北向きに:冷静な判断力で料理に集中できる
  2. シンクは東向きがベスト:朝日で水を浄化、さらに清潔感アップ!
  3. 冷蔵庫は北か東に置く:食材の鮮度を保つのに最適な位置

こんな風に配置すると、キッチンが家族の健康と幸せを育む特別な空間になるでしょう。

トイレと浴室は北か西に配置して水の気を活かす

トイレや浴室などの水回りは、北か西に配置するのがおすすめ。

はなこ

これは水の気を上手に活かせるからなんです♪

北向きのメリット西向きのメリット
・涼しさを保ちやすい
・湿気がこもりにくい
・夕方の日差しで温かみのある空間に
・リラックス効果が期待できる

どちらを選んでも、快適な水回りスペースが作れそうですね。

寝室は北東か南西に配置して良質な睡眠を促す

寝室はぐっすり眠れる場所にしたいですね。

家相的には、北東か南西がおすすめなんです。

北東の寝室のメリット
  • 静かで落ち着いた雰囲気
  • 朝日で自然に目覚められる
南西の寝室のメリット
  • 夕日の柔らかい光で癒される
  • 安定感のある空間に(南西は家の守護神が宿る場所とされる)
はなこ

寝室の向きだけではなく、窓や寝具の配置にも気をつけましょう♪

寝室選びのコツ
  • 窓は小さめに
  • ベッドは壁に寄せて配置
  • 電化製品は最小限に

こんな風に工夫すれば、ぐっすり眠れる空間の完成です。

階段は東か南に向けて上昇する気の流れを作る

階段は単なる上り下りの道具じゃないんです。

はなこ

家の中の気の流れを作る重要なポイントなんですよ。

東か南に向けて設置すると、上昇する気の流れが生まれます。

階段の向きのポイント
  • 東向き:朝日と共に上がる気持ち良さ
  • 南向き:常に明るい光で前向きな気分に

また、階段回りも工夫することで使い勝手が良くなるでしょう

階段回りの工夫
  • 手すりは木製がおすすめ
  • 階段下のスペースを収納などで有効活用
  • 照明はやわらかい明かりを

こんな階段なら、毎日の上り下りが楽しくなりそうですね。

大きい窓を東と南に配置して光と気を効果的に取り入れる

家の中に光と新鮮な空気を取り入れたい。

そんなときは、東と南に大きな窓を設けるのがおすすめです。

東向きの窓南向きの窓
・朝日で爽やかな一日のスタート
・新鮮な空気で気分リフレッシュ
・一日中明るい光が入る
・冬は暖かく、夏は風通しが良い

さらに、窓は部屋ごとに配置のコツがあるので、それぞれに向いている窓にしてみましょう。

窓の配置のコツとは?
  • リビングには大きめの窓を
  • 寝室は小さめの窓で落ち着いた雰囲気に
  • キッチンは作業がしやすい高さに

窓の配置を工夫すれば、家中が明るく開放的な空間に変身しますよ♪

運気と利便性を両立させる動線を計画する

最後に大切なのが、家全体の動線計画。

運気アップと使いやすさ、両方を考えるのがポイントです。

動線計画のコツ
  • 玄関からリビングへの流れをスムーズに
  • キッチンと食卓の距離は近めに
  • 水回りは集中させてコンパクトに

効率的な動線を設計できれば、家事の効率もアップ。

はなこ

家族みんなが使いやすい空間になりますよ☆

家相を気にした間取りのまとめ

家相を気にした間取りや設計時に気をつけたいことを紹介しました。

ここで、今回のポイントを振り返ってみましょう。

家相とは?

家相とは、家の間取りや方角によって運気を良くしようという考え方

はなこ

鬼門や裏鬼門、正中線を意識した間取りを意識してくださいね!

また、設計時には次の点に気をつけていきましょう。

間取りで気をつけることはたくさんありますので、わからないことは相談するのがおすすめ。

\一緒に後悔しない家づくりをしましょう!/

家相も気にした間取り添削をぜひ活用してくださいね!

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