「ワンフロアで広々した平家に憧れる」
「家を建てたいけど、平家って実際どうなの?」
「平家のおすすめの間取りが知りたい」
こんなお悩みありませんか?
実は、最近マイホームを建てるのに平家(1階建ての家)を選択する人が増えています。
私のフォロワーさんの中でも、平家は人気♪
平屋は、昔ながらのイメージを持っている方が多いですが、古臭くなく住みやすいんです。
そこで今回は、平家の間取りは何がおすすめなのかや、こだわりポイントを紹介していきます。
元一条工務店の設計士として経験豊富な知識で、みなさんの家づくりのお悩みを解決します。
- 住宅業界歴10年
- 間取り相談実績は200件以上
「念願の家づくり、間取りで失敗したくない」「生活しやすい間取りが知りたい」そんな方は、しっかり情報収集するのがおすすめ。
はなこの【間取りの教科書】では、家を建てたオーナーさんから集めた情報を厳選して紹介しています。
これから家を建てる方の、後悔しない家づくりをサポート◎
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平家の間取りは何がおすすめ?
近年、注目が集まってきている平家。
老後に暮らしやすくと検討される方が多い一方で、子育て世代も伸び伸び子育てができると希望される方も。
そこで、最近人気の平家のおすすめポイントを5つ紹介します。
ぜひ、平家も候補に入れてみてくださいね♪
①ゆったりした間取り
平家の特徴は、ゆったりした間取りを確保して家を設計できること。
平家は1階建ての建物で、階段がありません。
階段がない分、シンプルでコンパクトな広々した間取りが可能。
- 階段がなく、部屋ごとのつながりが生まれる
- 2階を支える柱不要で、自由度が高い
- 2階がない分、天井を高くしてゆったりした間取りがとれる
すべての部屋が1階にあるので、家族とのコミュニケーションもたっぷりとれます♪
②メンテナンス費用を抑えられる
1階の建物分しかないので、メンテナンスをおさえるのも可能。
家を建てると、定期的なメンテナンスが必要になります。
- メンテナンスは1階のみ
- 足場などの大掛かりな工事は不要
費用の参考 | 建物の塗り替え費用 | 屋根の修繕費用 |
---|---|---|
2階建て | 50万~80万 | 60万~90万 |
平家 | 35~60万 | 40万~70万 |
将来のことを考えると、お手入れはかなり楽になります◎
③バリアフリー対応がしやすい
平家は、バリアフリー対応もしやすいのが特徴。
階段が必要ないのは、小さなお子さんがいる方の不安を減らせます。
- 階段がなく安全に過ごせる
- 手すりやスロープを設置しやすい
- 廊下のスペースを広めに確保できる
今からでも年齢を重ねたこれからでも、バリアフリー対応できるのは暮らしやすさのひとつ♪
④地震に強い
平家は上からの荷重が少ないので、建物のつくりが安定していて耐震性が上がります。
建物の高さが低いほうが、揺れの影響も少なくて◎
- 高さが低く揺れに強い
- 2階の重量の影響を受けない
- 2階を支える柱が不要で、揺れにくい
地震大国日本では、必要なポイント。
⑤小屋裏収納が活用できる
小屋裏をうまく活用すれば、平家でも十分収納を確保できます。
小屋裏収納*は、高さと面積の制限を守れば、延べ床面積に含まれない(固定資産税がかからない)のも特徴。
*小屋裏収納:天井と屋根の間にある、空間を活用した収納スペースのこと
- スポーツ用品や今使わない家具など、大きなものを収納できる
- デッドスペースを有効活用できる
- 雨漏りなどの点検がしやすい
私のまわりのオーナーさんも、小屋裏収納を活用している方が多い♪
平家の間取りこだわりポイント
ここからは平家を建てるときにぜひ参考にしてほしい、間取りのこだわりポイントを解説。
平家は、2階建てとはまた違った間取りの工夫がたくさんできます。
平家を建てるなら、おさえておけば間違いなし◎
①玄関や外構
平家はシンプルだからこそ、アクセントでおしゃれにデザインするのがおすすめ。
玄関や外構はあっさりしすぎた印象にしないのが、こだわりポイントです。
- 玄関ポーチに下屋をつくる
- 軒下にウッドデッキを配置する
- 目隠しフェンスや外壁を異素材にする
素材でアクセントを出すだけでも、かなりおしゃれな印象に◎
②廊下や通路
平家は、部屋同士が平面的に並びます。
じつは、横に空間を重ねると日当たりや風通しが悪くなるので、廊下や通路の工夫が必要。
- 廊下をつくらない設計にする
- 通路のある箇所は、室内窓を設置する
廊下をつくらない設計にするのは、日当たり・風通しを良くするには重要なポイント。
私は事前に、日当たりや風通しはチェックしてました~♪
③天井の高さ
家族が集まるリビングを天井高く設計できるのは、平家だけ。
天井の高さを自由に設計できるので、柱や梁のデザインの自由度も高いです。
- 和風テイストには太鼓梁
- 板張りの斜め天井でアクセント
- 見せ梁デザインでメリハリのある天井
- 見せ梁と床デザインの方向を合わせる
高い天井は、シーリングファンや照明で工夫するのもおしゃれ◎
④庭・ガーデニングスペース
平家を建てたら、庭を確保するのもおすすめ。
平家なら土地が広く、庭をつくるのに十分スペースを確保できます。
- ウッドデッキをつくり家との一体感を出す
- リビングからの延長を意識した、中庭タイプの庭にする
- 家庭菜園・ガーデニングスペースをつくる
- 芝生や植栽を採用する
中庭を作るのも、最近流行っています♪
⑤スムーズな生活導線
平家の最大のメリットは、家事導線のスムーズさと言っても過言ではありません。
1階で家事が完結するのは、平家のうれしいポイント。
- ランドリールームと干し場の配置
- お風呂場からランドリールームの導線
- 玄関から手洗い場やトイレの配置
- 玄関からキッチンまでの導線
平家だからこそ、生活導線をしっかり把握した間取りを作りたい♪
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平家の間取りは何がおすすめ?こだわりポイントまとめ
この記事では、平家の間取りは何がおすすめかと、こだわりポイントについて紹介してきました。
さいごに、もう一度ポイントをおさらいしていきましょう。
平家は、老後の生活を検討中の方にも、これから子育て世代にも注目されています。
バリアフリーなど安全に暮らせるのが、大きなポイント◎
建物のメンテナンス費用がおさえられるのも、うれしい♪
平家は天井が高く自由度が高い分、天井のデザインをおしゃれにする工夫がたくさんあります。
これから家を建てる方は参考にしてみてくださいね。
平家は2階建てとは違った、間取りの工夫ができて楽しい~♪
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