住宅ローンの借入シミュレーションのやり方とは?押さえておきたい注意点を詳しく紹介!

住宅ローンの借入シミュレーションのやり方とは?押さえておきたい注意点を詳しく紹介!

「住宅ローンの、月々の返済額を知っておきたい」

「将来のために、自分で計算してみたい」

こんなお悩みありませんか?

家づくりをいざ始めるとき、住宅ローンのことも気になりますよね。

はなこ

住宅ローンはしっかり計画を立てて、返済方法を決めておくと安心です◎

そこで今回は、家を建てるときに欠かせない、住宅ローンの借り入れシミュレーションについて解説していきます。

注意点も一緒に紹介するので、さいごまで読んでくださいね。

元一条工務店の設計士として経験豊富な知識で、みなさんの家づくりのお悩みを解決します。

  • 住宅業界歴10年
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目次

住宅ローンの借入シミュレーションのやり方とは?

家を建てたり買ったりすると、住宅ローンを組むことが多いです。

金融機関でお金を借りる前に、まず自分で計算して返済額や、返済方法を把握しておくと、納得感を持って住宅ローンを借入できます。

はなこ

私も前もって計算していたので、安心して住宅ローンを組めました♪

さっそく住宅ローンの借り入れシミュレーションについて、手順に沿ってみていきましょう。

住宅ローンの返済で把握しておくこと

住宅ローンの毎月の返済額やトータルの返済額を計算するには、次の3項目の計算が必要です。

住宅ローン返済額の計算に必要な項目
  • 金利(年間の利息の割合)
  • 返済していく回数
  • 住宅ローンを借りる金額
はなこ

詳しい計算式を、見ていきましょう♪

①金利の計算の仕方

金利を月々の返済額で計算するときは、月利に換算する

月利=金利÷12(ヶ月)

例)金利が1.2%の場合

1.2%÷12=0.1%

月々の金利の額は、0.1%になる

②返済していく回数の計算の仕方

一般的には、月1回の返済でボーナス払いは含まない

返済回数=ローンの年数×12(ヶ月)

例)住宅ローンを35年で組んだ場合

35×12=420

35年ローンを組むと、420回返済することになる

③住宅ローンを借りる金額の計算の仕方

借りる金額と期間は、ほかに必要な家計も合わせて考える
例)
・子供に必要なお金(入学金・購入品など)
・車の購入
・家具家電の購入
・入院やけがに必要なお金
・働けなくなった場合など

はなこ

しっかり、返済していける金額を出しておくと◎

住宅ローンの返済方法

住宅ローンには、元利均等返済元金均等返済の2種類の返済方法があります。

元利均等返済の特徴
  • 毎月の返済が一定
  • 元金と利息の割合が異なる
  • 残高が減りにくい
  • 返済期間は長め
  • 利息が増えやすい
元金均等返済の特徴
  • 元金の金額が一定
  • 返済額が徐々に減る
  • 残高が減りやすい
  • 返済期間は短い
  • 利息はおさえやすい
はなこ

住宅ローンは、金利タイプでも変わるので自分に合った払い方を選びましょう♪

住宅ローンの金利に関することは、下記の記事でも詳しく紹介しているので参考にしてください。

シミュレーションのやり方

さっそく例を使って、住宅ローンのシミュレーションをやっていきましょう。

元利均等返済の計算式

毎月の返済額=
{借入金額×月利×(1+月利)返済回数}÷{(1+月利)返済回数-1}

元金均等返済の計算式

毎月の返済額=
借入金額÷返済回数+直前のローンの残高×月利

はなこ

月々の返済額を、計算してみましょう♪

例)借入金額30,000,000万円、35年ローン、月1回の返済、固定金利、金利の年率1.2%の場合

元利均等返済の場合

毎月の返済額=
(30,000,000円×0.001×1.001^240)÷(1.001^240-1)=140,0661円

金均等返済の場合

毎月の返済額=
30,000,000万円÷240+直前のローンの残高×0.001=155,000円

はなこ

月々の返済額が、イメージできますね♪

ネットで簡単にできる、シミュレーションツールの活用もおすすめ◎

シミュレーションツール
はなこ

無料で使用できるので、試してみてくださいね♪

住宅ローンの押さえておきたい注意点

住宅ローンの計算は、シミュレーションツールを使えば簡単に計算できます。

シミュレーションツールは、返済計画を立てるのに活用できますが、注意点もおさえておきましょう。

はなこ

シミュレーションはあくまで参考なので、注意点もお伝えしますね。

注意点①金利の変動に注意する

住宅ローンを組むとき、固定金利か変動金利を選びます。

変動金利を選んだ場合、経済の状況などによって金利が変動。

金利が高くなると、もちろん返済額も上がります。

はなこ

変動金利で住宅ローンを組むときは、返済額が増えるリスクを考えておくのが◎

注意点②無理のない返済額でシミュレーションする

返済額をシミュレーションするときは、現実的に返済可能かを考慮しましょう。

高額な返済額を設定してしまうと、支払いが厳しくなり日々の家計を圧迫してしまうことも。

はなこ

早く返済したくても、無理のない計画がおすすめ。

注意点③複数の金融機関で比較する

住宅ローンを組む、金融機関によって金利も変わります。

複数シミュレーションし、検討しましょう。

はなこ

金利を多く払いすぎることがないように、気をつけたいところ。

「家を建てたいけど、お金のことが気になる」「お金の相談をしたいけど、誰にしたらいいか分からない」とお悩みの方は、FPさんに相談がおすすめです。

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住宅ローンの借入シミュレーションのやり方とは?押さえておきたい注意点まとめ

この記事では、住宅ローンの借入シミュレーションのやり方と、押さえておきたい注意点について詳しく紹介してきました。

住宅ローンの借入シミュレーションで、まず把握しておくことは下記のとおりです。

住宅ローン返済額の計算に必要な項目
  • 金利(年間の利息の割合)
  • 返済していく回数
  • 住宅ローンを借りる金額
はなこ

住宅ローンの返済方法は、元利均等返済元金均等返済の2種類ありました!

元利均等返済の特徴
  • 毎月の返済が一定
  • 元金と利息の割合が異なる
  • 残高が減りにくい
  • 返済期間は長め
  • 利息が増えやすい
元金均等返済の特徴
  • 元金の金額が一定
  • 返済額が徐々に減る
  • 残高が減りやすい
  • 返済期間は短い
  • 利息はおさえやすい
はなこ

2種類の返済方法の計算式は、次のとおりです。

元利均等返済の計算式

毎月の返済額=
{借入金額×月利×(1+月利)返済回数}÷{(1+月利)返済回数-1}

元金均等返済の計算式

毎月の返済額=
借入金額÷返済回数+直前のローンの残高×月利

はなこ

注意点も覚えておきましょう♪

はなこ

この記事を見ながら、住宅ローンのシミュレーションをぜひやってみて、家づくりの参考にしてくださいね♪

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